寺院内に広がる蝋梅と香りでめぐる新四国曼茶羅霊場第20番冷所。七宝山　延命院　勝楽寺。

七宝山　延命院勝楽寺

　延命院は、香川県三豊市豊中町にある寺院です。寺号は勝つ楽寺、宗派は真言宗単位、本尊は釈迦如来で、新四国曼茶羅霊場第20番礼所。階段に沿って蝋梅が咲き誇っています。そして甘い香りが漂っています。

お地蔵様

階段を上ると小さな池と沢山のお地蔵さまがお出迎え。

延命古墳

財田川中流域に広がる田園風景の子高い丘陵上にあり、古代よりこの丘には地域の祖先の霊が鎮まり一帯を治めた富豪の墓「延命古墳」が残され、そのほかに寺史によると弘法大師の開基と伝えられる古刹が建てられています。

一の字

光孝天皇の時代、菅原道真が讃岐国司在任の仁和３年（887年）当地に巡察の折、讃岐国の風雨順時五穀豊饒を祈って、「一」の字を奉納されました。一は物事の初め、また、全体を知る意で古来よりこの一ト円を結べば諸願成就し開運富貴の身になるといわれているそうです。何かお願い事をしながら一の字をなぞると御縁があるかも。